3年生になると友達と旅行に行く機会が増えました。汚肌なわたしが旅行で気になることといえば
すっぴんになること。

すっぴんに自信のないわたしはすっぴんがきれいな友達と一緒にいるのがほんとうに嫌でした。
そんなに嫌なら行かなければいいのでは?
と思いますよね。
しかし部活仲間との学生時代の旅行の機会なんて限られているし、3年生にもなって同期だけでなく先輩後輩とも仲良くなってきていて、部活仲間と過ごすのは大好きだったので、行こうと決意したのです。
1泊2日の旅行の日中は体育館を貸し切って室内運動会のようなアクティビティをして、夜ご飯はみんなでコテージでBBQをしました。そして部活仲間との旅行となると夜はお酒を飲みながらの大宴会があります。宴会はお酒入った後にすぐに寝れるようにとお風呂が終わった後に始まるためすっぴんで参加することになります。
周りの女の子たちは肌がきれいな子ばかりなので
「え~すっぴんやだな~。でもお風呂の後にメイクするのも嫌だよね~」
とか言いながらすっぴんで参加していたり、
「少しだけメイクするわ~」
とか言うけどそのメイクもほんのり薄くパウダーだけつけるだけで、ほぼお風呂上りのままでした。
さすがにそれには便乗できないわたしは強行突破でメイクを落とさずにお風呂を乗り切りました。友達にメイク落とさないの?と聞かれたら
「どうせ宴会前にメイクするし、寝る直前にまたクレンジングするんだから今しなくてもいいかなって!」
と言って、肌荒れに悩んでいることを知られたくないわたしは、いろいろ理由をつけて誤魔化しながらお風呂でもすっぴんを見られることを回避していました。
そしてわたしはフルメイクで宴会に参加しました。
わたしだけフルメイクの件については誰も触れてはこなかったので安心していました。
ただ、いくらお酒を飲んでも肌が赤くならないわたしに、みんながこぞって
「○○ってお酒強いんだね!!!」
と言うのでわたしにお酒が強いイメージがついてしまいました。
しかしわたしはお酒が強くありません。わたしだって肌は赤くなっています。でも肌に出ない理由は厚塗りメイクをしているから。
宴会自体はいろんな人と話せるためとても楽しいのですが、
お酒を飲むともともと開いている毛穴もさらに開いてしまうし、顔もテカテカし始めてメイクもよれ、顔面塗装が剥がれてしまいます。
そのため、たびたびメイクを治すのですが、さらに上からファンデーションを重ねるので血色のない不自然な顔がバージョンアップされるだけでした。
また、お酒を飲みすぎて途中でつぶれてしまうとみんなに近くで肌を見られたり写真を取られたりするのではないかと怖くて、どの宴会でも朝まで起きていることがほとんどでした。
今回も当時の写真を載せようと飲み会の写真を探したのですが、ありませんでした。
自分で写真を避けていたというのもありますし、写真を撮っても見返すのが怖くて削除していました。
なのでその時代のすっぴん状態を載せておきますね。

他の旅行ではすっぴんパウダーという肌につけたままでも悪影響のないメイク用品をお風呂上りに使用していました。すっぴんパウダーはカバー力があるわけではないので、この写真の状態では全然肌荒れを隠すことはできないし、むしろ粉吹いているような状態になってしまっていました。
ですので、結局お風呂あがった後もいつものファンデーションを塗って、すっぴん風を装い、「今日だけ我慢。」と思ってメイクしたまま寝ていました。
なんで日常的に食生活が乱れていたり、毎晩お酒飲んだ後メイクしたまま寝ている子のほうが、気を付けるようになったわたしより肌がきれいなんだろう…。と見るたびに絶望していました。

ほんとなんなんでしょうね
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