まず、サウナとは、暖かい環境の中で体を蒸気や熱にさらし、リラックスやデトックス効果を得ることを目的とする施設や文化です。
こんなサウナは汗として老廃物がたくさん出るので健康的だなって思いますよね。
そして肌もつやつやになってニキビ改善にも効果ありそうだなって感じませんか?
わたしの周りでも「サウナが大好き」、「趣味はサウナです」という子も多く、最近サウナ専門店ができるほどブームになっているものと言えます。
今回はサウナのメリットデメリットを踏まえて、なにに対して効果があるのかをご紹介します。
目次
1.サウナの効果
2.サウナの注意点と肌荒れ悪化原因
3.効果的なサウナの入り方
4.まとめ
5.【おまけ】サウナの種類
1.サウナの効果
- 血行促進:温度の変化により血流が促進され、新陳代謝が活性化します。また肌に栄養が行き渡りやすくなり、肌の修復と再生を促進することがあります。
- デトックス効果:サウナで発汗することにより体内の老廃物が排出されます。また毛穴が開き、汚れや毒素が排出されやすくなるため、クレンジング効果を高めることがあります。
- 美肌効果:汗とともに皮脂や汚れが落ちることで肌がきれいになります。
- リラックス効果:サウナは心身のリラクゼーションに役立ち、温熱により筋肉がほぐれ、ストレスの軽減が期待できます。

2.サウナの注意点と肌荒れ悪化原因
サウナには注意事項も多くあります。
- 乾燥:サウナの高温環境で大量の汗をかくと、肌の水分が失われ乾燥します。乾燥した肌は皮脂を過剰に分泌し、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが悪化する可能性があります。
- 高温による刺激:高温が肌に刺激を与え、既存のニキビが悪化することがあります。特に炎症を伴うニキビは、サウナの熱でさらに悪化するリスクがあります。
- 雑菌の繁殖:サウナの高温多湿環境は雑菌が繁殖しやすく、毛穴に雑菌が入り込むことでニキビが悪化することがあります。
- 適度な時間:長時間のサウナ利用は逆効果になることがあるため、適度な時間(10〜15分程度)を守ることが大切です。
- 個人差の把握:サウナの効果には個人差があり、敏感肌や乾燥肌の場合、サウナが刺激になることもあります。
サウナを利用する際は自分の肌の状態をよく観察し、無理をしない範囲で利用することが重要です
3.効果的なサウナの入り方
先述でサウナの注意点を記載しましたが、以下の方法でサウナを安全に効果的に利用していただくことが可能です。
サウナに入る前の準備
- シャワーを浴びる:サウナに入る前にシャワーを浴びて身体を清潔にしましょう。これにより、サウナ内の衛生状態も保たれます。
- 水分補給:サウナに入る前に十分な水分を摂ることが大切です。サウナ内で大量に汗をかくため、水分補給を忘れずに。
サウナ内での順序
- 温まる:サウナに入ったら最初の5〜10分はリラックスして温まりましょう。初めての場合や慣れていない場合は、短めの時間から始めるのが良いです。
- ストレッチ:体をほぐすために軽いストレッチを行うのも効果的です。ただし、無理をしない範囲で行ってください。
- リラックス:サウナ内でリラックスすることで、心身のストレスが軽減されます。深呼吸を意識して、心地よく過ごしましょう。
サウナから出た後の順序
- 冷却:サウナから出たら、冷たいシャワーや水風呂で体を冷やします。これにより、血行が促進され、爽快感が得られます。初めての場合はぬるめの水から始めても良いでしょう。
- 休憩:冷却後、リラックススペースで5〜10分間休憩します。ここで水分補給を行い、体を落ち着けます。
- 繰り返し:サウナ→冷却→休憩のサイクルを2〜3回繰り返すと、効果がより高まります。
サウナ後のケア
- 水分補給:サウナを終えた後も十分な水分補給を行いましょう。
- 保湿:サウナ後の肌は乾燥しやすいため、保湿クリームやローションを使って肌をケアします。
- リラックス:サウナ後は体がリラックスしているので、軽いストレッチやリラックスした時間を過ごすと良いでしょう。
この順序を参考にして、サウナの効果を最大限に楽しんでくださいね。

4.まとめ
ここまででサウナの良さと注意する点が伝わったでしょうか。
サウナには良い効果も多くありますが、その分危険も伴っています。個人差があるため、肌荒れ改善のためにと使用しても逆に悪化してしまう可能性もあります。サウナを利用する場合は、適度な使用時間、水分補給、サウナ後のスキンケア、に注意して肌荒れが悪化しないように気を付けましょう!
5.【おまけ】サウナの種類
サウナにも様々な種類があります。簡単にご紹介しますのでぜひご自分の好みにあったサウナを見つけてくださいね。
ちなみにわたしのお気に入りは塩サウナです。
ドライサウナ(フィンランド式サウナ)
- 温度:80〜100°C
- 湿度:低い(5〜20%)
- 特徴:木材でできた室内で、石の上に水をかけて蒸気を発生させることもあります。高温で短時間の利用が一般的です。
スチームサウナ
- 温度:40〜50°C
- 湿度:高い(100%に近い)
- 特徴:蒸気を大量に発生させて湿度を高めたサウナで、低温でも大量の汗をかくことができます。肌や呼吸器に優しいと言われています。
赤外線サウナ
- 温度:40〜60°C
- 湿度:低い
- 特徴:赤外線ヒーターを使用して体を直接温めるサウナ。低温でありながら深部まで温まり、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
ロウリュサウナ
- 温度:80〜100°C
- 湿度:適度(30〜40%)
- 特徴:フィンランド式サウナの一種で、石に水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」と呼ばれる儀式が特徴。蒸気が発生することで湿度が上がり、体感温度も高くなります。
バイオサウナ
- 温度:50〜60°C
- 湿度:高め(50〜60%)
- 特徴:ドライサウナとスチームサウナの中間的な温度と湿度のサウナ。比較的穏やかな体験ができ、長時間の利用が可能です。
塩サウナ
- 温度:80〜90°C
- 湿度:適度(40〜50%)
- 特徴:塩を体に塗ることで、発汗を促しながら肌を滑らかにする効果が期待できるサウナ。温度はやや高めですが、湿度が控えめなので快適な発汗が可能。美容効果やデトックス効果を求める方に人気です。
コメント