PL-900って難しい?初心者が受験してみた!

IT系資格

あなたもしかしてPowerPlatformについて勉強していますね?
そうじゃないとPL-900にたどり着かないと思いまして…。

あなたのお悩みはこんな感じでしょうか。

PL-900ってどうやって勉強すればいいの?

PL-900ってどれくらい難しいの?

わたしも受験すると決めてからいろいろ調べました。

今回はそんなPL-900についてをわたしの体験談も含めてご紹介します。

目次
1.受験動機
2.PL-900とは
3.勉強方法について
4.受験した感想
5.まとめ

2.PL-900とは

PL-900は、Microsoft Power Platformの基礎知識を評価する試験です。

Power Platformのビジネス価値と製品機能についての理解を確認することを目的としています

合格に必要なスキルについて

  • Microsoft Power Platformのビジネス価値を説明する: Power Apps、Power Automate、Power BI、Power Pagesなどの各コンポーネントの価値を理解し、説明する能力。
  • 基本コンポーネントの特定: Power Platformの基本的なコンポーネントを特定し、それらがどのように連携してビジネスソリューションを提供するかを理解する能力。
  • Power BIの機能を実証する: データの可視化と分析に関するスキル。
  • Power Appsの機能を実証する: ローコード/ノーコードソリューションの開発に関するスキル。
  • Power Automateの機能を実証する: プロセスの自動化に関するスキル。
  • Power Pagesの機能を実証する: Webサイトの構築に関するスキル。
  • AI作成エクスペリエンスについて説明する: Power PlatformのAI機能を理解し、説明する能力。

合格すればMicrosoft Certified: Power Platform Fundamentalsの認定資格を取得できます

受験をお勧めしたい人

  • IT初心者・ビジネスユーザー:IT業界での経験が少ない、あるいはビジネスユーザーでPower Platformの導入を検討している方に最適です。
  • 業務効率化を図りたい方:Power Automateを使用して業務プロセスの自動化を図りたい方、Power Appsを用いてカスタムアプリを作成したい方にとって、この試験は役立ちます。
  • データ分析・可視化に関心がある方:Power BIを活用してデータの可視化や分析を行いたい方に適しています。データを効果的に活用し、意思決定に役立てたい方にとって有益な試験です。
  • キャリアアップを目指すITプロフェッショナル:既存のITスキルをさらに拡張し、Power Platformの知識を加えることでキャリアアップを図りたい方にとって、この試験は重要なステップとなります。
  • 技術者・開発者:ローコード/ノーコードソリューションの開発に興味がある技術者や開発者にとって、この試験は価値があります。Power AppsやPower Automateを活用してカスタムソリューションを作成するスキルを身につけることができます

この試験は、Power Platformを使用してビジネスソリューションを構築しようとしている初心者向けです。

難易度について

PL-900試験の難易度は、他のMicrosoft認定資格試験と比較しても低いとされています。特に、IT初心者やビジネスユーザーにとっては取り組みやすい試験です。試験の内容は、Power Platformの基本的な概念や機能に関するもので、実務経験がなくても学習を通じて十分に理解できる範囲です。

合格率については公式なデータは公開されていませんが、一般的には高い合格率を誇る試験とされています。多くの受験者が短期間の学習で合格していることから、しっかりとした準備をすれば合格は十分に可能です。

3.勉強方法について

この資格には正式なテキストは存在しないに等しいです。

おすすめの勉強方法

  • 公式ガイドの利用:Microsoft Learnの公式ガイドを使用して、Power Platformの基本的なコンポーネントと機能について学びましょう。公式ガイドは無料で利用でき、試験に出題されるトピックを網羅しています。
  • オンラインコースの受講UdemyLinkedIn Learningなどのオンラインプラットフォームでは、PL-900試験対策用のコースが提供されています。ビデオレッスンやクイズを通じて効率的に学習できます。
  • 実践を通じた学習:Power Platformの各コンポーネント(Power Apps、Power Automate、Power BI、Power Pages)を実際に使ってみることが大切です。実践的なプロジェクトを通じて、概念をより深く理解できます。
  • 模擬試験の受験:模擬試験を受験することで、自分の理解度を確認し、弱点を把握しましょう。これにより、試験の形式や質問のパターンに慣れることができます。
  • フォーラムやコミュニティへの参加:Microsoftの公式フォーラムや他の学習コミュニティに参加し、他の受験者や専門家と情報交換をすることで、新しい知識や学習のヒントを得ることができます。

投稿主が実践した勉強方法

わたしはオンライン学習のUdemyを使用しました。

使用した教材は以下の2つです。

【2025年最新版】PL-900 Power Platform Fundamentals 試験対策問題集

Course: PL-900 Power Platform Fundamentals 模擬問題集 | Udemy

それぞれ解説付きの模擬問題が掲載されてあります。
上の方が難易度は低めでしたので先にそちらから実践してみて、慣れてきたら下の教材で繰り返し問題を解くのがいいかなと思います。

4.受験当日の流れと感想

わたしも初めてで驚いたのですが、まず最初に写真を撮りました。

テストセンターに到着して、受付で「PL-900の受験に来た○○です。」と伝えたら「こんにちは、○○さんですね。ではお写真撮りますのでそちらに座ってください」と簡易的なイス案内され、「はい、撮りますね。はい、お戻りください。」といった具合で一瞬で証明写真のようなものを取られました。この時は「ん?何の写真??」と思っていました。

この試験は終わってすぐに結果が出ます。

試験終了受付で「お疲れ様でした。こちら試験結果です。」と1枚の紙をもらいました。そこには合計点数だけでなく各単元で自分がどれくらいの正答率だったのかが記してありました。そしてこの紙の右上に受付で撮った写真が付いていました。

試験問題は上記で紹介したUdemy問題集と似たような問題が多かったです。ただ言い回しが独特な部分もあったので落ち着いて問題文を読むことが重要だと感じました。また、Udemyの問題集では出てこなかったPowerAutomateのフローの組み立てPowerBIやPowerAppsの作成や共有手順がそれぞれブロックになっていて、それをドラッグアンドドロップで順番に並び替えるという問題には驚きました。しかしこの問題は1度それぞれを作成したことがある人なら、とても簡単な問題だと思いましたのでそこまで心配する必要はないと思います。

この試験も「後で見返す」という印をつけて時間が余ったら見返すことができます。

5.まとめ

ここまででPL-900の試験の特徴や受験の流れは伝わったでしょうか

この受験を通して仕事でもPowerPlatformを扱う業務をしたいと志願し、PowerPlatformに触る機会が増え、いまも楽しく勉強しています。

PL-900試験の受験料は、一般的に約12,180円です。申し込みは、Microsoftの公式サイトやPearson VUEを通じて行うことができますが、翻訳されたサイトですので試験の申し込みをするのも少し苦戦した記憶があります😢

この試験はしっかりとした計画を立てて、知識を貯めるだけでなく実際に手を動かしてPowerPlatformに軽く触れておくことが大切です。


これにより、試験当日に自信を持って臨むことができるでしょう。
これから受ける方々!応援しています!

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