日焼け止めって毎日塗るべき?日焼けと肌荒れって関係あるの?SPFってなに?

みなさんは日焼け止めを毎日塗ってますか?
外出する時だけ塗ってますか?

今回は日焼け止めの塗るべきタイミングやそのメリットを紹介します!
さらに日焼け止めを選ぶときによく見るワードであるSPFPAについてもご紹介します。

目次
1.日焼けするとどうなる?
2.日焼け止めは毎日塗るべき?
3.日焼け止めを塗るタイミング
4.SPFとPAってなに?
5.日焼け止めを使用するときの注意点
6.まとめ

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日焼けするとどうなる?

  • バリア機能の低下: 日焼けによって肌のバリア機能が低下します。紫外線は肌の表面にある角質層を破壊し、肌を乾燥させます。これにより、外部からの刺激に対して敏感になり、肌荒れが起こりやすくなります。
  • 炎症と赤み: 日焼けは肌に炎症を引き起こし、赤みやヒリヒリ感を伴います。この状態は「サンバーン」と呼ばれ、軽いやけどのようなものです。炎症が続くと、肌荒れやかゆみが発生することがあります。
  • ニキビの悪化: 紫外線は皮脂を酸化させ、肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が残りやすくなるため、毛穴を詰まらせる原因となります。これにより、ニキビが悪化することがあります。
  • 皮膚病:紫外線A波(UVA)が肌の深部まで到達し、老化の原因となります。紫外線B波(UVB)は表面のダメージを引き起こし、日焼けや皮膚がんの原因となります。
  • シミやくすみ: 日焼けによってメラニンが過剰に生成され、シミやくすみの原因となります。これにより、肌のトーンが不均一になり、肌荒れが目立つことがあります。
  • アトピーの悪化: アトピー性皮膚炎の方は、日焼けによって症状が悪化することがあります。紫外線は肌のバリア機能をさらに低下させ、乾燥やかゆみを引き起こします。

日焼けを防ぐためには、日焼け止めを使用し、適切なスキンケアを行うことが重要です。日焼け後のケアも大切で、冷やす、保湿する、そして美白ケアを行うことで、肌荒れを防ぐことができます

日焼け止めは毎日塗るべき?

はい、日焼け止めは毎日塗ることをお勧めします。紫外線は晴れの日だけでなく、曇りや雨の日でも肌にダメージを与える可能性があります。以下の理由から、日焼け止めを毎日使用することが重要です

  • 紫外線防止: 紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)の両方から肌を守るために、日焼け止めを毎日使うことが必要です。
  • エイジングケア: 毎日の日焼け止め使用は、シミ、しわ、たるみなどの老化のサインを防ぐのに役立ちます。
  • 均一な肌トーン: 日焼け止めは肌のトーンを均一に保つのに役立ち、くすみや色素沈着を防ぎます。
  • バリア機能の保護: 日焼け止めは肌のバリア機能を保護し、外部刺激から肌を守る役割を果たします。

特に、スキンケアにこだわっているかたには、日焼け止めの毎日の使用が肌を健康で美しく保つための重要なステップとなります。

SPAとPAって何?

SPF(Sun Protection Factor)

SPFは、紫外線B波(UVB)から肌を保護する効果を表しています。UVBは日焼けの原因となり、肌の表面を赤く焼く波長です。SPF値が高いほど、UVBからの防御力が強くなります。

  • SPF 15: 約93%のUVBをブロック
  • SPF 30: 約97%のUVBをブロック
  • SPF 50: 約98%のUVBをブロック

SPF値は、日焼け止めが紫外線に対してどれくらいの時間効果を持続するかの目安でもあります。例えば、通常の肌が日焼けするまでに20分かかるとした場合、SPF 30の日焼け止めを使うと、20分×30=600分(10時間)ほど日焼けを防げるという計算になります。ただし、汗や水で流れたりするため、こまめな再塗布が必要です。

PA(Protection Grade of UVA)

PAは、紫外線A波(UVA)からの保護効果を示しています。UVAは肌の深部にまで到達し、シミやしわの原因となり、光老化を引き起こします。PAの等級は、「+」の数で表示され、数が多いほどUVAからの防御力が強くなります。

  • PA+: 効果あり
  • PA++: かなり効果あり
  • PA+++: 非常に効果あり
  • PA++++: 最高レベルの効果あり

日常生活であれば、SPF 30・PA++以上の日焼け止めが一般的には十分ですが、アウトドア活動や長時間の外出時にはSPF 50・PA++++の高いものを使用することをお勧めします

日焼け止めを使用するときの注意点

  • 適切な量を使用する:顔には約1/4から1/2ティースプーン、体全体には約1ショットグラス分の量を使うと効果的です。
  • 十分に馴染ませる:日焼け止めを塗る際は、肌に均等に馴染ませるよう心がけましょう。特に鼻や耳の裏、首筋などを忘れずに塗ってください。
  • 頻繁に塗り直す:特に汗をかいたり水に入ったりした後は、2時間ごとを目安に塗り直しましょう。ウォータープルーフの日焼け止めでも同様です。
  • 日焼け止めの種類を考慮:敏感肌用やノンコメドジェニック(日焼け止め成分が毛穴を詰まらせない)製品など、自分の肌質に合った日焼け止めを選びましょう。
  • 前後のケアも忘れずに:日焼け止めの効果を最大限に引き出すため、塗る前の保湿が重要です。また日焼け止めは汗や水で落ちにくい製品が多いため、帰宅後のしっかりとしたクレンジングを心掛けてください。

まとめ

日焼け止めを毎日塗ることの大切さが伝わったでしょうか。

日焼け止めはSPF(Sun Protection Factor)値とPA(Protection Grade of UVA)値を確認し、自分の肌タイプや活動内容に合ったものを選びましょう。また、顔だけでなく、首や手など露出する部分にも忘れずに塗ることが大切です。

日焼け止めは肌に浸透して効果を発揮するまでに時間がかかります。外出する少し前(15〜30分前)に塗っておくことで、外に出た時にはすでに保護が始まっています。

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