肌荒れ学生生活~高校3年生編~


肌荒れのせいでまともな学生生活を送れなかった話 Part4

高校3年生のときに1人のクラスメイトから「見て、これ半年前のわたしの写真」と写真を見せながらわたしに話しかけてきました。その写真は友達がニキビに悩んでいるときのもので、わたしが肌荒れに悩んでいることに気づき声をかけてくれました。目の前の本人と写真を見比べるととてもきれいになっていて努力したのがとても伝わってきました。

ニキビって治るんだ…

そう思ったわたしは少し元気が出ました。そしてその子にどうやって治したのかを聞いてみると、おすすめの皮膚科を教えてくれました。

「わたしも中学生のころから肌荒れに悩んでたんだけど、そこの皮膚科に行ったらすぐに改善したよ!絶対行くべきだよ!」

その子も同じような悩みを持っていてそれが改善したと聞けて、わたしもこの皮膚科に行こうと決心しました。わたしは家に帰ってすぐに両親にその皮膚科の話をし、その皮膚科は口コミも良かったので次の日に皮膚科を訪れました。

皮膚科ではたくさんの薬を処方されました。
まず飲み薬が3つビタミン剤、漢方、皮脂を抑えてくれるやつ。塗り薬は化粧水や乳液を含め4種類もらいました。その中で印象に残っているのは硫黄です。硫黄を処方されたのはさすがに初めてで驚きましたが、この皮膚科は他のところと違う!と思って、期待に胸を膨らませていました。

早速使用してみると硫黄は臭いし薬で皮もポロポロ剥けてあまりいい気はしていなかったが、良くなるためだと思って続けていたが効果はなかなか出ませんでした。半年続けても変化はなく、「友達は3カ月で治ったと言っていたな」と不安になりながら、1カ月に1回皮膚科に行くが、皮膚科でも

「ん~、なかなか治らないね。肌荒れ改善は長期戦だから。また1か月後おいでね。」

と言われるだけでした。

高校3年生の肌はこんな感じでした。1年生のころと比べても変化がないしむしろ悪化してるのがわかりますね。

少しでも良くなれば希望が見えるのに改善が0だとかなりつらい。

結局高校を卒業するまでの間の1年通い続けたが原因もわからず改善はしませんでした。

あぁわたしの高校生活はこれで終わったんだ。
友達と旅行もしたかったし、恋愛とかもしたかったのにな…


しかしわたしにはまだ大学生という人生最後の学生生活チャンスが残されていました。

バイトをたくさんする!
そのバイト代を使って絶対
治す!

そう思いながら治した後にやりたいことも考えたりして大学生を楽しみにしていました。

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